先日お風呂の解体をしている時に土間コンクリートが打たれていたのですが、
皆さんは、「モルタル」「コンクリート」の違いってご存知でしょうか?
ちなみに私は知りませんでした。反省です。
そこで、調べたものの一部になりますが、自分は勉強になったなぁと思いましたので、ブログにて共有です。
写真にある、四角いブロックがモルタルで、その周りにある部分はコンクリートです。
「モルタル」は、セメントに砂と水を混ぜ合わせて作られたもの
「コンクリート」は、セメントに砂と砂利と水を混ぜ合わせて作られたもの
になります。
使われている場面でいきますと、モルタルは下地材や目地材に使われることが多く、コンクリートは鉄筋コンクリートや基礎等の建築材料にて使われることが多いです。
これだけみますと、「モルタルの強度<コンクリートの強度」に見えますが、モルタルの方がセメントの量が多い為、単体での強度はモルタルの方が上になります。
しかし、建築材料に使われるのはコンクリート・・・なんでだろう???
これには理由がありました。
なんとコンクリートは、上からかけられる圧力「圧縮力」に強かったのです。逆にモルタルは、圧縮力に弱く、ひび割れを起こしやすかったです。
建築物の基礎や構造では、上からの圧縮力に強いコンクリートでなければ、支えることが出来ないですね。
お風呂でも、タイル張りのお風呂からシステムバスへ変える時なんかにコンクリートを地面に打ちますが、
これには、上記のような理由があったんですね。
まぁ、土間打ちをするということは、費用がかかるということになりますので、皆さんはお風呂の見積りを取られる際、
しっかりと確認しましょうね。後から追加~なんて嫌ですもんね。
今日は、そんなお風呂工事に関連しての一幕(豆知識)でした。
ではでは~